minor arcana WANDS

~小アルカナとは~ 

小アルカナカードは普段の生活の様々な側面そしてありふれた日常の出来事を示しています。 

四大元素(火・水・風・地)で構成され、ニューメラルカード(ACE ~10)とコートカード(ペイジ~キング)の合計56枚のカードです。 

 

ワンドとは ウエイト版で、このスートは何の加工も施されていない木の棒で表現されています。 

ワンドは生命エネルギー・創造力・向上心・強い意志・バイタリティーといった人間が生きていく上で根元的な意欲の象徴といえます。 

ルキナタロットカードでは、蓮の花(ロータス)で象徴しています。

また、ワンドは日常生活の中における身近な人間関係や平和な状態を表します。 

人間関係や人の気持ちで解釈する場合には、友人関係や家族関係、利益が発生しない関係性を背景として考慮していくと良いでしょう。 

ACE of WANDS

正位置

目標に対する熱意が新しい展開を
生み、物事が発展していく
吉報が届く兆し

逆位置

新たなスタートをしても、
見込み違いだったり、
情熱が冷めてやる気を失い、
物事の破局を迎える

Two of WANDS

正位置

手段と目的が一致し、
効率よく進んでいく 
 土地や不動産の獲得の暗示

逆位置

努力の末に手に入れたものが
色あせて見えたり、自分だけが取り
残された気分に陥り孤立する

THREE of WANDS

正位置

期待を込めた計画の実行や、
信頼できる人間関係を形成する

逆位置

目標に向けて一歩踏み出すけれど、
不安が残る 信頼できる人間関係
でも心が開けない

FOUR of WANDS

正位置

精神的、物質的にも恵まれ余裕が
あることを示す

逆位置

状況の変化に満足するけれど、
欲が出て不安になる


FIVE of WANDS

正位置

周囲と競い合うことで、
才能が開花し実力が増す

逆位置

自分では解決出来ない終わりの
見えない争い事を示す

SIX of WANDS

正位置

物事が進んでいる方向に
前進している


逆位置

計画の中断やスランプ、虚栄心に
よってトラブルを起こしやすい状況

SEVEN of WANDS

正位置

困難に屈しない姿勢で、
満足のいく結果を得る


逆位置

不利な立場で状況の
流れに従うしかない状態 
状況の不透明さに振り回され、
評価などが悪化する

EIGHT of WANDS

正位置

突然のチャンスの波に乗ることが
でき、目的地に辿り着く


逆位置

急速の変化について行けず、
事態を悪化させてしまう


NINE of WANDS

正位置

結果を待つのみの状態


逆位置

妨害や障害が生じて身動きが
取れず、物事が中断する

TEN of WANDS

正位置

見通しがつかない困難な問題を
乗り越え、開放的な状況になる


逆位置

長い間努力してきたことを、
手放して楽になる

RAGE of WANDS

正位置

新しい人間関係が形成され、
環境も気持ちも大きく変わる


逆位置

不安定な人間関係に振り回され、
状況は更に悪化する

KNIGHT of WANDS

正位置

選択した道や行動は、間違い
なかったと実感出来る


逆位置

突発的な行動、または曖昧な態度で
問題を悪化させてしまう


QUEEN of WANDS

正位置

自立した対等な人間関係の形成をし、
未来に新たな可能性を生み出す


逆位置

心の余裕を失い感情的になり
孤立することや、物事を中断してしまう

KING of WANDS

正位置

目標の方向が明確化されることで、
自分の力を最大限に発揮できる


逆位置

自己中心的になり過ぎたり、
自分の殻の中に閉じこもって
しまったりと独善的になる